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こどものほん

  このリストは,図書館員が3~6歳児のこどもたちにおすすめしたい本です。
  (2013年10月編集・発行)
 
こどものほん
No 作品名 作者 出版社 コメント
1 あっちゃんあがつく みねよう∥げんあん
さいとうしのぶ∥さく
リーブル 「あっちゃんあがつく」たべものは何でしょう?「あ」から「ん」まで、なまえと同じ音で始まるたべものが紹介されます。みんなでなまえを呼びながらたのしめる、おいしい絵本です。
2 なぞなぞのみせ 石津ちひろ∥なぞなぞ
なかざわくみこ∥え
偕成社 なぞなぞのこたえがえのなかにかくれています。
なぞなぞ50このこたえをみつけだしてください。
3 とこちゃんはどこ 松岡享子∥さく
加古里子∥え
福音館書店 おばあちゃんに買ってもらった赤いぼうしがお気に入りの元気いっぱいの男の子。いつも、とことこかけだして見つけるのが大変!いっしょにとこちゃんをさがしてね。
4 ねえ、どれがいい? ジョン・バーニンガム∥さく
まつかわまゆみ∥やく
評論社 どれがいい?と問われても、現実なら「どれもいやだ」と答えたくなりますが、本の中なら楽しめる場面がいっぱい。こどものことばや経験が、ふえていくにつれて反応もさまざま。
5 いなばのしろうさぎ いもとようこ∥文・絵 金の星社 海を渡りたいうさぎが、サメをだまして島にたどりつこうとしていたとき、うそに気づかれ毛をはがされてしまい…。日本神話のなかでも有名なおはなしのひとつです。
6 おむすびころりん 松谷みよ子∥さく
長野ヒデ子∥え
童心社 むかしむかしばあさまが持っていたおにぎりがころげてあなの中へすとんと落ちたって。「おむすびころりんすっとんとんもひとつほしいなすっとんとん」のうたごえに、ばあさまがおむすびをあなにおとしてやると…。
7 だいくとおにろく 松居直∥再話
赤羽末吉∥画
福音館書店 むかし、あるところにとてもながれのはやいおおきなかわがあった。このかわにはしをかけることになっただいく。こまっているとおにがあらわれて…。
8 てぶくろ エウゲーニー・M・ラチョフ∥え
うちだりさこ∥やく
福音館書店 おじいさんがもりでおとしたてぶくろ。ねずみがやってきて、てぶくろの中にすむことに。すると、かえるやうさぎたちも次々やってきては、てぶくろの中へ。もうてぶくろは、はちきれんばかりになり…。
9 すてきな三にんぐみ トミー・アンゲラー∥さく
いまえよしとも∥やく
偕成社 黒いぼうしに黒マントの三にんのどろぼうたち。いつものようにばしゃをおどろかせて宝ものをうばおうとしましたが…。ほうせきより、きんかより、ステキな宝ものをみつけた三にんぐみの絵本です。
10 ともだちや 内田麟太郎∥作
降矢なな∥絵
偕成社 「ともだちや」を商売にするちゃっかりもののキツネは、実はさびしがり屋。商売のつもりがオオカミと遊ぶうちに本物の友情が芽生えて、おどろきつつもうれしいまさかの展開に!
11 まいったなあ いもとようこ∥絵と文 至光社 鳥かごの中でインコがひるねをしていると、1羽のスズメがえさを食べにやってきて、毎日ともだちをひきつれてやってくるように。おかげでカゴの中はスズメでいっぱいになってしまい…。
12 しんせつなともだち 方軼羣∥作
君島久子∥訳
村山知義∥画
福音館書店 ゆきの日、こうさぎがかぶをふたつ見つけます。ひとつは食べて、もうひとつをろばにあげることにしました。そこから、動物たちがゆきのさむい日におこす、あたたかいやさしさのリレーが始まります。
13 だるまちゃんとてんぐちゃん 加古里子∥さく・え 福音館書店 「だるまちゃん」シリーズの1冊。てんぐちゃんのもっているものがほしくなり、家でいろいろみつけて、すっかりてんぐちゃんのようになっただるまちゃん。長いはなにスズメがとまって…。
14 ちょっとだけ 瀧村有子∥さく
鈴木永子∥え
福音館書店 あかちゃんがやってきて、おねえちゃんになったなっちゃん。あかちゃんの世話で忙しいママに「ちょっとだけだっこして」とお願いすると、ママの返事は…。
15 にゃーご 宮西達也∥作・絵 鈴木出版 さんびきのこねずみのまえに、とつぜんあらわれたおおきなねこ。「にゃーご」と、てをふりあげたねこに、こねずみたちは「いっしょにももをとりにいかない?」とさそいます。
16 こんとあき 林明子∥さく 福音館書店 あきは、生まれた時からいっしょのぬいぐるみのこんと、遠くのおばあちゃんちまで旅をします。はらはらドキドキしながらも、あきとこんのきずなに心温まるおはなしです。
17 がっこうでトイレにいけるかな?
うんこのえほん
村上八千世∥文
せべまさゆき∥絵
ほるぷ出版 子どもにとって学校のトイレは未知の世界。この絵本では、そんな子どもたちの学校のトイレに対するとまどいや疑問に答えていきます。どんな場所でも気持ちよくトイレに行けるようになるための第一歩の絵本。
18 あやちゃんのうまれたひ 浜田桂子∥さく・え 福音館書店 あやちゃんはもうすぐ6さいの誕生日をむかえます。あやちゃんが生まれてくるのを家族みんなが待ち望んでいたことを、お母さんが愛情たっぷりに話してくれます。
19 こすずめのぼうけん ルース・エインズワース∥作
石井桃子∥訳
堀内誠一∥画
福音館書店 とびかたのれんしゅうをしていて、つかれてきたこすずめ。けれど「ちゅん、ちゅん、ちゅん」としかいえないので、なかなかやすませてもらえません。同じ鳴き声を探して、あちこち飛びまわり…。
20 どろんこハリー ジーン・ジオン∥ぶん
マーガレット・ブロイ・グレアム∥え
わたなべしげお∥やく
福音館書店 ハリーはおふろがだいきらい。あるひ、まちのなかをあちこちかけまわり、いっぱいあそんできたんだけれど、どろんこまみれになっちゃって…。
21 おさるのジョージ
すいぞくかんへいく
M.&H.A.レイ∥原作
福本友美子∥訳
岩波書店 水族館に遊びに来たジョージは、ペンギンの水そうに入ってしまいます。水族館の人に見つかって逃げようとしたジョージは、ペンギンたちを外に出してしまい…。知りたがりやのかわいいこざるがかつやくするシリーズ。
22 ぐりとぐら 中川李枝子∥さく
大村百合子∥え
福音館書店 おりょうりと食べることが大好きなぐりとぐら。森で大きな卵を見つけました。運ぶのが大変だったのでそこで大きなカステラ作りがはじまります。「ぐりとぐら」シリーズはこの本からはじまりました。
23 バムとケロのにちようび 島田ゆか∥作・絵 文溪堂 雨が降ってたいくつな日曜日。けれどもバムとケロには、どんな小さなことでもわくわくすることばかりです。世話好きのバムといたずらっこなケロ。名コンビのおはなしです。
24 おしいれのぼうけん 古田足日∥作
田畑精一∥作
童心社 さくらほいくえんには、こわいものがふたつあります。ひとつはおしいれで、もうひとつはねずみばあさんです。そのおしいれに入れられたさとしとあきら。くらやみからねずみばあさんがあらわれて…。二人たすけあえば、ねずみばあさんなんてこわくない!
25 はじめてのキャンプ 林明子∥さく・え 福音館書店 ちっちゃいなほちゃんが、自分より年上の子たちといっしょにキャンプへでかけます。ドキドキだけれど、いろいろな体験を重ねていくことで、大きくたくましく成長していく様子がほのぼのと伝わってきます。
26 すいかのたね さとうわきこ∥さく・え 福音館書店 元気な「ばばばあちゃん」シリーズの1冊。ばばばあちゃんがすいかのたねをこっそりまきました。こいぬやこねこがほりかえしては「なーんだ」。おこったすいかのたねは…。
27 おおきなおおきなおいも 赤羽末吉∥さく・え 福音館書店 みんなが楽しみにしていたいもほりに、雨で行けなくなってしまいました。どうしてもいもほりに行きたくて、おおきなおおきなおいもの絵をかきました。そのいもをほりおこして…。
28 ノラネコぐんだんパンこうじょう 工藤ノリコ∥著 白泉社 おいしそうなパン屋さんをのぞくノラネコたち。どうしてもパンが食べたいネコたちは、深夜のパン工場へ忍びこみ、勝手に作り始めてしまいます。ところが、そのパンが巨大化して工場を壊してしまい…。
29 お月さまってどんなあじ? マイケル・グレイニエツ∥絵と文
いずみちほこ∥訳
らんか社
(セーラー出版)
お月さまをほんのすこし食べてみたくて、たくさんの動物が協力してお月さまに近づいていきます。あと少しのところでひょいっと逃げるお月さまに、手は届くのでしょうか?
30 まねまねひるね 北川チハル∥ぶん
はせがわゆうじ∥え
岩崎書店 眠れない子ネズミがお母さんから離れていろいろな動物のもとへ。おひるね中の動物たちをまねっこする子ネズミ。愛らしくユーモアあふれる姿と、優しく温かな絵が心和ませます。
31 もりのおふろ 西村敏雄∥さく 福音館書店 もりにある丸くて大きなおふろ。白い湯気があたたかそうです。いったいだれが入るためのおふろでしょうか?おふろが苦手な子も楽しい場所に思える、そんな作品です。
32 おたすけこびと なかがわちひろ∥文
コヨセ・ジュンジ∥絵
徳間書店 男の子とお父さんとお母さんがおでかけしている間に、キッチンにこびとたちがやってきました。ショベルカーやクレーン車などのはたらく車をつかって、こびとたちが作ったものは…。
33 フレデリック レオ=レオニ∥作
谷川俊太郎∥訳
好学社 フレデリックは、ちょっとかわったねずみ。ほかのねずみたちが冬にむけてはたらいているのに、じぶんだけじっとしています。おこるみんなにフレデリックは言いました。「ぼくはあつめているんだ」。さて、何をあつめていたのかな?
34 まあちゃんのながいかみ たかどのほうこ∥さく 福音館書店 かみをながくのばしたら…。楽しい夢のある世界がひろがり、女の子たちがあこがれてしまいそうなお話。「それって、たしかに、とってもいい…」この会話にもあこがれます。
35 まくらのせんにん
そこのあなたの巻
かがくいひろし∥著 佼成出版社 かけぶとんのかけさんと、しきぶとんのしきさんをおともに、まくらのせんにんがさんぽをしていると、あなにはまったどうぶつたちが。なんとかたすけなくては!でもでもあれれ?
36 キャベツくん 長新太∥文・絵 文研出版 お腹がすいているブタヤマさん。キャベツくんを食べようとすると「キャベツになるよ!」と言われ、空をみて「ブキャ!」
「キャベツくん」シリーズの1冊です。
37 よかったねネッドくん レミー・シャーリップ∥さく
やぎたよしこ∥やく
偕成社 カラーページとモノクロページが交互に展開されていき、運がよかったり、悪かったり。ハラハラドキドキとホッと安心のページのくりかえしで、結末がとても楽しい絵本。
38 いいからいいから 長谷川義史∥作 絵本館 ぼくのおうちに、かみなりさまのおやこがおちてきました。おじいちゃんは「いいからいいから、ゆっくりしていきなさい」とかみなりさまをおもてなしします。

掲載日 平成29年2月6日
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